9月11日~12日に北海道大学で開催された獣医師学会に参加しました。
悪天候にも関わらず、例年通り沢山の人が参加していました。
様々なセミナーやシンポジウムが開催されましたが、
私は、業務に直結する「牛」に関する発表を重点的に聴講しました。
興味深かったのは、菌を特定する方法に関する発表です。
菌を特定する方法としては「培養法」が従来から行われている方法ですが、
PCR法(遺伝子配列を見る方法)に関する発表が非常に多くなっていました。
例えば、牛床と生乳の菌の遺伝子を検査し、感染経路を特定する事例報告がありました。
様々な疾病に対する発表を聴いて、「感染経路を明確にする事が重要である」と思いました。
学会に参加することで新しい知識を得るとともに、実践的な現場での知識の必要性を再認識しました。
担当:十勝支所T